おくま堂の日々

.09

ホッキョクグマ

ホッキョクグマ兄妹、母を見送る。

昨年末より、年またぎで制作していた、
二足起立のホッキョクグマ兄妹、完成しましたー(^ー^)ノ
写真多めでご紹介!

今回の情景のストーリー。

兄妹の双子が生まれて約2年、この極北の地で、
生きて行くすべを、身を挺して伝え終えたお母さんは、
そっと双子の元を去って行きます。
その母の後姿を、子供たちは、
小高い雪原の上で立ち上がり、見送ります。

彼らは不安と恐怖でいっぱいです。
けれど、お母さんの教えに従って生きて行こうと決意しています。
そして、このあと兄妹の別れもせまっているのです。
孤高に生きて行く、それがホッキョクグマの運命なのです。

そんな情景。
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ずっとずっとお母さんの影が点になるまで見送る兄妹。
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途中でさりげなく「恒例、2頭でお尻キュート」入れてみました。
実際の野生のホッキョクグマ母子の別れの情景は、
残念ながら見たことがありません。

昨年放送されたドキュメンタリーで、
エゾヒグマの母子の別れのシーンは、見ることができました。
お母さんがこぐまに戦いを挑むようにじゃけんにし、
そばから追い払います。
こぐまは、最初わけがわからない様子でしたが、
いずれ納得したように、別のテリトリーを目指して歩きはじめます。

「お母さん、おいて行かないで...」
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「...行かせてあげようよ、僕たち独り立ちする日がきたんだよ」

「わたし、お母さんに教わったこと、絶対忘れない」
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「そうだね、色んなこと教えてもらったね」

「お母さん、どうかお元気で!」
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「僕たちも、お母さんがそうだったように強く生きて行きます!」


また、こんなセリフを勝手につけてしまいました(´・_・`)
統計によると、ホッキョクグマの年代別の死亡率は、
母から独立して数年間の若年個体が一番多いようです。
まだ狩りも上手でなく、年上の大きな個体より体も小さく、
強くないと生き残ることができないのでしょうね。

前述のヒグマのドキュメンタリーでも、
メインで登場していた雄の双子2頭とも、
成獣になる前に命を落としました。

自然淘汰なのかもしれませんが、
まちがいなく「自然」だけではなく、
「人間」が原因による淘汰も含まれることに心が痛みます。


この双子の兄妹は、
久しぶりにおくま堂ショップに並べたいと思います。
準備ができたら、またご案内します!


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兄妹ツインズ、出品しました(^-^)/
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輝く瞳と軽やかなステップの彼、お披露目です。
背中のラインを大事にしました。
どうしても避けて通れない問題...
胸騒ぎの脚つき。
モデルさんは人気者。

Comment
283
完成おめでとうございます~♪

親子別れのストーリーにウルウルしてしまいました。。。
確かにドキュメンタリーでもホッキョクグマの親子別れは見たことないです。。。
北極のナヌーという映画にそういうシーンがあるのかな?(DVD買いましたが、悲しそうな話なので見る勇気がありません。。。)

双子ちゃんたちにご縁がありますように♪

284
Natsukoさんへ
そういえば北極のナヌー、一度見ました。
別れの前の悲しいシーンばかり心に残って、別れのシーンの記憶が吹っ飛んでしまったような...
それにかなり脚色が入っていたような気がします。

ヒグマのドキュメンタリーは、心にぐさっと来ました。
北海道のお話で、身近だったし。
今年もクマの接近被害のニュース見るたび、悲しくなります...

285
双子ちゃんの表情、たくさんのことを話してますね。
親子の別れはとっても悲しいです。
双子ちゃんたち、立派に自立してね。
りつさんのストーリー、いつも心にグッときます。
ヒグマのドキュメンタリー、録画もしてあるのですが、もう一度見るには勇気が必要…
心にグサグサグサッときました、私も。




286
norikoさんへ
わたしもヒグマのドキュメンタリー、録画したんですが二度見できません!

最後にお母さんぐまが、新しく生まれたこぐまを連れていたのが救いでしたけど、あの広い北海道でさえ、もう十分に彼らを受け入れられないのだ、と思うと、また人間でごめんね...と思ってしまうのです。

がんばって生き抜いてね!と願うのみ。


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プロフィール

りつ

Author:りつ
2013年夏、羊毛フェルトに出会いました。
大好きなホッキョクグマを中心に、日々制作しています。


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